グルメ

シナモン好きのためのカステラ饅頭。千鳥屋総本家の「東京隅田川」のレビュー

2017/09/08

御年始の挨拶で、千鳥屋総本家の「東京隅田川」という和菓子をいただきました。この饅頭、相手に気を使わせないサイズでとてもいいですね~。

表書きに「御年賀」と書いてあり、ちょっぴり嬉しくなりました。

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手土産としての「東京隅田川」

包装紙を開けると「東京隅田川」と書かれた箱が出てきました。パッと見解りませんが、この帯は蓋に印刷されているんですよ。

箱のサイズは約17cmの正方形。かさ張らず、持ち歩くにも邪魔にならない手頃な大きさです。数量・値段は、一人暮らしや、夫婦二人だけの家庭への手土産にぴったり。見栄えも申し分ありません。

蓋を開けると、ほのかにシナモンの香りが漂ってきました。袋は蓋と同じデザインで統一されています。

今回いただいたものは6個入り。その他にも9個入り、12個入り、18個入りがあります。

「東京隅田川」を食べた感想

一見、干し柿に見えるこの和菓子は、カステラ生地のお饅頭です。表面には、粉砂糖とシナモンがまぶしてある、ちょっと不思議な食べ物です。

大手亡(おおてぼう)と呼ばれる白いんげんで作った白餡に、卵の黄身を混ぜて作った黄身餡は、甘さ控えめ。実際は写真よりも少し黄色がかっています。

カステラ生地の食感は、ふんわりではなく、カルメ焼きやブッセのような食感。比較的甘め。

表面のシナモンシュガーが干し柿の白い粉のようにも見えます。かなりシナモンの香りがきついので、たっぷりかかっているようです。でも、後味が苦くなるほどではないので、何とか食べることができました。

1個目は「何だこれ?」と思ったのですが、2個目から段々美味しくなる味です。ただし、黄身餡を重視して食べるなら、味が濃いシナモン饅頭より、ミルク饅頭の方が美味しいです。

まえむきポイント

東京隅田川は全体的に甘い饅頭です。食べ終わってしばらくは、シナモンの余韻が残るので、玉露や抹茶と一緒にいただくのがベストです。

逆に、香りが強すぎるため、お茶の香りを楽しみたい人には不向きです。

シナモン好きのための、シナモン饅頭と言えます。ただし、シナモンが苦手な人も多いので、お土産として選ぶには、相手の好みをリサーチしておく必要もあります。

甘すぎる分、食べすぎずに済むのがいいところかも(笑)。

ちなみに、箱は丈夫なので小物入れに使っています。

千鳥屋の歴史

千鳥屋の誕生

千鳥屋は歴史が古く、1630(寛永7)年に、現在の佐賀市久保田町で創業した「松月堂」が源流となっています。

その当時、長崎でポルトガル人から丸ボーロ、スペイン人からカステラといった菓子の製造技術を学んだ原田家が、松月堂を開店しました。

千鳥屋としての始まりは1927年。筑豊炭田で賑わっていた福岡県飯塚市の「飯塚松月堂」の支店として「千鳥屋」が誕生しました。

看板商品の「千鳥饅頭」は、肉体労働で甘いものを必要とする炭坑夫の間で大ヒット。

1949年に福岡へ進出。1962年にもうひとつの看板商品「チロリアン」が発売されました。

千鳥屋の分裂

千鳥饅頭とチロリアンの生みの親、原田政雄氏が1954年に亡くなり、その後、夫人のツユ氏が受け継ぎました。

夫妻には5人の息子がおり、若くして亡くなった四男以外は、夫人の跡を継ぎました。その際、それぞれの場所で法人となり、事業展開を行いました。

  • 【東京】長男・良康氏  = 千鳥屋総本家(株)
  • 【福岡】次男・光博氏 = (株)千鳥饅頭総本舗
  • 【大阪】三男・太七郎氏 = (株)千鳥屋宗家
  • 【飯塚】五男・利一郎氏 = (株)千鳥屋本家

夫人のツユ氏が亡くなった後、子供たちの為に残した店舗などの不動産をめぐって裁判沙汰になったり、福岡「千鳥饅頭総本舗」光博氏の3人の息子たちの間で、経営の方向性をめぐっての争いがあったりと、内紛が絶えないのはとても残念なことです。

だって、筑豊炭田の炭坑夫に愛された老舗ですからね。

 

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