季節のこと

大雨と強風で雨漏り。でもなぜ日本家屋は瓦屋根なの?

2016/11/17

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我が家は南風が吹くと瓦がずれるらしく、ベランダ(我が家では居間の障子と窓ガラスの間にある廊下のような空間をこう呼んでいる)で雨漏りが発生しました。

我が家は築40年ほどの古い家。昔ながらの瓦屋根で、東日本大震災の時でも大丈夫だったのに、今日の強風でやられたらしいです。天気が良くなったら義父が何とかしてくれるでしょう。

でも、本州ではなぜ瓦屋根が使われているのでしょうか?地元の北海道では瓦屋根の家はまず存在しないので不思議でしょうがないです。

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瓦が屋根に使われている理由

屋根と壁の腐食防止

雨を屋根の木材に当てず、壁に雨が染みわたらないように地面に水を誘導する役目があります。

屋根の飛散防止

屋根が強風で吹き飛ばされないようにする、風で何かが飛んできたときに屋根が壊れるのを防ぐ役目があります。

火事の防止

屋根が木材でできていると、降ってくる火の粉で延焼しやすくなります。江戸幕府や奉行所では瓦屋根を推奨していました。

その他にも、防振・断熱・防寒などの役割があります。

でもなぜ瓦なの?

1番の理由はコストでしょうね。焼き物なら自由な形で大量生産ができるので、低価格で屋根が葺けます。銅は柔らかくて加工がしやすく、サビを防げるのですが、いかんせん高い。鉄でもいいのですが、サビやすく加工がしにくい。だから陶器の瓦が多く使われているんですね。

北国の瓦

雪が多い地域の瓦屋根は、瓦に釉薬(ゆうやく)をかけて艶をだし、雪を落としやすくしています。

北海道の住宅

開拓時代の住民の暮らしは貧しく、瓦は高級品。当時の人々は屋根に瓦を葺きたくても、手が届きませんでした。そのため、木材に事欠かない北海道では最初は柾(まさ)葺き屋根でした。

北海道開拓使の建物は、一気に欧米の建築様式を取り入れていきました。それに伴い、一般庶民の住宅もその影響を受けたんだと思います。また、瓦屋根が普及していないということは、瓦職人も育たない。だから北海道では瓦屋根文化というのが浸透しなかったんだと思います。

北海道の住宅は、三角屋根のトタン葺きの家が多いです。雪が積もると屋根から滑り落ちるという仕組みになっています。比較的新しい家は、安全面や隣近所への迷惑を考えて、無落雪住宅が多いですけどね。

まえむきポイント

技術が発達した現代では、瓦やトタンに代わる新しい屋根が開発されています。どの素材にもメリットとデメリットが存在するので、家を新築・リフォームする際は、予算に応じて選ぶことをオススメします。

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