生活術

事故や事件でけが人が出た場合「先に呼ぶのは警察?救急車?」

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車で帰宅途中に信号待ちをしていたら、警察車両がやってきて近くに停まりました。事件かな?事故かな?と車から覗き込むと、道路脇に人が倒れていました。警察官がその人の身体をゆすって意識の有無を確認していたようでした。

その時は、まだ救急車は来ていませんでした。後ほど救急車とすれ違ったので、おそらく後から現場に到着したと思います。

でも、このような場合、先に連絡するのは警察署と消防署のどっちなんだろう?

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人命を優先して先に消防署へ連絡する

元消防署勤務の方の話によると、けが人が出た場合は真っ先に消防署へ連絡して欲しいとのことです。

先に警察署へ連絡した場合

警察署から消防署へ連絡が入ります。

当事者から聞いた内容を間接的に警察が伝えることになります。そのため、消防士が的確な状況をつかめずに救助が手遅れになる場合があります。

先に消防署へ連絡した場合

消防署から警察署へ連絡が入ります。

当事者から直に現場の状況を聞くことができるので、的確な判断で救急車を向かわせることができ、救助活動がスムーズになります。

過去の事例

  • 警察からの連絡で現場に到着すると、人が挟まれていて、後から救助隊を要請することになった。
  • 警察から交通事故で怪我人が発生したと連絡が入ったので現場に入ってみたら、すでに心肺が停止していた。
  • 警察は救助の途中で「事故の概要は?」「年齢は?」「免許証は?」「名前は?」とけが人や消防士に聞いてくるため、救助の邪魔になる。

最後に

先に警察に通報することにより救護が遅れるだけではなく、救助活動が警察によって妨害されることもありえます。

事故や事件でけが人が出た場合は、先に消防署へ連絡するのがベストです。