冬になると足が冷たくてぐっすり眠れない私。真冬は本当に身体が冷えます。あまりの寒さに電気ストーブをつけっぱなしで寝ることも。冷え性って本当に辛い。
今年は、水道光熱費節約のために湯たんぽを買おうと思い立ち、ホームセンターに行きました。しかし、真っ先に目に留まったのは湯たんぽではなく、隣に並んでいた「電気あんか」。
なぜかというと、電気あんかの消費電力が60Wと書かれていたからです。もしかして、お湯を沸かす湯たんぽより電気あんかの方が安いのでは?
コストや特徴を調べた結果、私は電気あんかを購入しました。
電気あんかは朝まで温かい
湯たんぽのお湯の保温時間
ゴム製
60度のお湯を入れ、44℃以上の温度を持続するのは2時間40分。
プラスチック製
80℃のお湯を入れ、44℃以上の温度を持続するのは4時間5分。
金属製湯たんぽ
80℃のお湯を入れ、44℃以上の温度を持続するのは4時間。
※岡山県立大学保健福祉学部の実験結果より
湯たんぽが温かさが2時間~4時間までしか続かいないとなると、朝まで温かい電気あんかの方が、朝までぐっすり眠れます。
でも、長時間あんかを使うと電気代が高いのでは?
電気あんかの電気料金の目安
山善「平形電気あんか」の場合
温度調節目盛 | 強 | 中 | 弱 |
---|---|---|---|
電気代(1時間あたり) | 約0.15円 | 約0.09円 | 約0.01円 |
※室温15℃、綿布団の中で5時間運転した時の平均消費電力量を1kWh=27円で計算した場合。
1日8時間使うとすると
温度調節目盛 | 強 | 中 | 弱 |
---|---|---|---|
電気代(1日あたり) | 1.2円 | 0.72円 | 0.08円 |
電気代(1ヶ月あたり) | 36円 | 21.6円 | 2.4円 |
となります。
強で24時間1ヶ月使い続けたとしても、たったの108円。電気料は自販機のコーヒーよりも安い。驚きました。
ガスでお湯を沸かせば水道代・ガス代がかかるし、電気ポットでお湯を沸かす、レンジで湯たんぽを温めるなんて論外です。
お湯を入れる手間が省ける電気あんか、有能です。
でも、なぜこんなに電気代が安いの?
電気あんかの消費電力
山善「平形電気あんか」の場合
取扱説明書では消費電力は60Wとなっていますが、サーモスタット機能(熱くなりすぎないように温度調整をしてくれる)が付いているので、実際の消費電力はもっと下がります。
逆算してみると
温度調節目盛 | 強 | 中 | 弱 |
---|---|---|---|
消費電力量 | 約5.6W | 約3.3W | 約0.4W |
室温によって前後するものの、電気あんかの電力量が小さいことが解ります。60Wというのは、最大でという意味なので、実際はかなり省電力。だから電気料が安く済むんですね。
電気あんかは子供でも使える
電気あんかの使い方
- 温度調節ダイヤルで温度調整をして、布団の中に入れる。
- 使用後はコンセントを抜く。
たったそれだけ。とても簡単でしょ?
ちなみに、寝る15分前にセットしておくと、ちょうどいい温かさになります。
電気あんかってやけどしない?
あんかを身体から離して使えば低温火傷の心配はありません。
ただし、以下の人は厚手の布やタオルなどであんかを包んで下さい。
- 乳幼児やお年寄り
- 自分で温度調節ができない人
- 皮膚の弱い人
- 深酒後
- 眠気を誘う薬の服用後
- 疲労の激しい人
布をくるんだ場合、はだけてしまう可能性があるので、100均で売っているあったかモコモコ靴下をはくのもお勧めです。
山善「平形電気あんか」を使った感想
温度設定を「中」にして使ってみました。
説明書には、あんかから足を離して使うことと書かれていたのですが、つい足を付けて寝てしまいました。だって、とても温かいし、肌触りがとてもいいんですもの。
生地はほんのり柔らか素材。適度に気持ちがいいです。
低温やけども無く、あまりの気持ちよさに布団から出たくなくなりました。
いつもよりほんのり布団が温かく、靴下をはいても冷たかった足が、ずっとポカポカ。朝まで熟睡できました。しかも電気代が安いので、本当に買ってよかったです。
参考こちらの記事も読まれています最後に
私と同じく、「足が冷たくて眠れない」という悩みを持っている人には、電気あんかをぜひ使ってほしいです。
だって、足が一晩中温かいだけでなく、本体も電気料金も安いですからね。