箸の持ち方が「汚い」「変」「悪い」「クロスする」などの理由で、人前で箸を使うのが嫌だな~と思ったことはありませんか?
箸が正しく持てないために箸先が合わず、ものが上手く掴めなかったり、つかむ時に滑ったり、矯正をしているのにちっとも上手くならなず、イライラする。
そんな時、自分が使っている箸を見直したことがありますか?大半の人は、持ち方を気にしても、箸のサイズや形を気にせずに使っていると思います。
ちゃんと自分の手に合った箸を使えば、箸が持ちやすくなるので、正しい箸の持ち方をマスターする第一歩にもつながります。
そこで、「正しい箸の選び方」「持ちやすい箸の選び方」を紹介したいと思います。
手の大きさに合った箸の選び方
人の手は、子供と大人、男性と女性など、身長や体格によって大きさがそれぞれ違います。
例えば、あなたは靴を買う時、自分のサイズより大きいものや小さいサイズを買いますか?必ず、自分のサイズに合った靴を買うはずです。なぜなら、サイズが合わないと歩きにくいですからです。
箸も同じで、手の大きさによって適正サイズが変わります。手に見合わないサイズの箸を使うと無理に力が入り、使いにくくなります。
正しい持ち方でも使いにくいのに、持ち方が間違っていればなおさらです。
箸の適正サイズの調べ方
出典:東急ハンズ
- 親指と人差し指が直角になるように広げます。
- 親指と人差し指の対角線上の長さを計ります(これを一咫といいます)。
- 一咫(ひとあた)の1.5倍がサイズの目安となります。
私の場合、14cmなので、14cm × 1.5 = 21.0cm
21.0cmが適正サイズになります。
使いやすい形の選び方
さて、質問です。箸の形は、丸、四角、六角、八角とありますが、どの形が一番使いやすいと思いますか?
一番持ちやすいのは丸箸
丸は、引っかかる部分(角)が無いので、一番手に馴染みやすいやすく、持ちやすい形です。
しかしその反面、つるつると滑りやすいので、箸の持ち方が悪いと使いにくいとも言えます。
一番使いやすい箸は八角箸
私が家で使っている八角箸の断面。
ほぼ丸型。ゆるい角が滑り止めの役割を果たしてくれます。
22.5cmと私の適正サイズより1cm長いですが、丸に近いので、指先のカーブにほど良くフィットします。手によく馴染み、指を動かしても箸がずれず、とても挟みやすいです。八角箸は今までで一番使いやすい箸だと思いました。
こちらは、お弁当用の四角箸。
箸箱は小さいものが多い為、こちらは19.5cmと短いタイプ。
箸の断面が平らで、角が直角の為、ものを掴むと指先から箸がずれます。使えないことはありませんが、八角箸と持ち比べると、指先に違和感があります。
最後に
箸は、滑りにくく自然と指にフィットしてくれる八角箸が、多少長くても使いやすいことを実感しました。
箸使いが上手くなるためには、若干長くても丸に近い箸を選んだ方が、箸さばきが良くなると思います。
お店に箸を買いに行くと、八角箸を扱っている店舗は少ななく、他の形に比べると種類も少ないので、通販で購入した方が入手しやすいと思います。
もし、箸の使い方で悩んでいるのなら、八角箸に替えてみてはいかがでしょうか。外食する際も、エコと称して八角箸を持ち歩くのもカッコいいですよ。