地震や台風による災害で、ライフラインに影響するのは何といっても「水」「電気」です。
水が無ければご飯が食べられないばかりか、洗濯もできません。
電気においては、給湯、お風呂、ストーブなどと連動している場合が多く、止まると生活に支障をきたします。プロパンガスといえども、スイッチが入らなければお湯を沸かせない場合もあり、最低限、水と電気は必要です。
そこで、もしもの災害時のために、あると役に立つアイテムを数点紹介したいと思います。
懐中電灯
停電時の夜のように、暗い場合に必ず必要です。
室内を明るくする場合、ろうそくなども使えますが、地震の際は倒れると危険です。火事という二次災害を防ぐためにも、懐中電灯は手に取りやすい場所に設置しておきましょう。
ラジオ
電池式のラジオは、災害状況を把握するには必要です。
テレビが無くてもラジオがあれば情報が入っていますので、ラジオは用意しておくといいでしょう。
電池
懐中電灯や、ラジオの予備電源として、電池は多めにストックしてください。
スマホや携帯の充電池
停電になると、電話やテレビが使えません。
被害状況の確認や、家族や知人と連絡を取る場合、SNSやメールの方が繋がりやすく、ネットで市町村からの情報を入手することが可能になります。radiko(ラジコ)が使えると、インターネットでラジオの情報を知ることができるので、スマホや携帯を常時使えるようにしておきたいです。
そのためには充電池が不可欠なので、余分に用意しておくといいでしょう。
自宅にノートパソコンがある場合、スマホを接続すると充電もできるので、ノートPCの電源も満タンにしておくと良いと思います。
便利なアプリダウンロード
- NHKニュース・防災( App Store / Google Play )
- Yahoo!防災速報( App Store / Google Play )
- radiko( App Store / Google Play )
- LINE( App Store / Google Play )
- Twitter( App Store / Google Play )
私が利用しているツール
【Yahoo!防災情報】
ドコモ、AU、ソフトバンク以外の格安SIMスマホの場合、防災速報が使えない場合が多いです。
格安スマホを利用している人には、Yahoo!アプリのダウンロードをお勧めします。
避難情報、地震情報、津波予報、豪雨予報、土砂災害、河川洪水、気象警報、熱中症情報、火山情報、国民保護情報、防犯情報、自治体からの緊急情報が受け取れます。
複数箇所の地域登録(市町村単位)ができるので、私は千葉と地元北海道の情報を常に受け取っています。
【LINE】
ネット回線を利用して、無料でメールや通話ができます。
東日本大震災では、固定電話が使えませんでしたが、実際にメールで家族間の安否確認ができたので、家庭電話よりも使えるツールです。
【twitter】
リアルタイムに災害情報を知ることができます。
ただし、ニセ情報も拡散される可能性もあるので、十分な注意と判断が必要です。
災害用伝言ダイヤル(171)
NTT東日本・NTT西日本の加入電話、INSネット、公衆電話、ひかり電話、特設公衆電話、および、NTTドコモの携帯電話からご利用できます。
水
飲料水として、ペットボトルの水は必ずストックして下さい。
できればお風呂の水は、いつも溜めていた方がいいと思います。その場合、バケツも用意しておきます。なぜかというと、断水時になるとトイレの使用が難しくなるからです。水さえあれば、手動でトイレの水を流すことができます。
カセットコンロとボンベ
オール電化で困るのが、食事の用意。
カセットコンロとボンベを用意しておくと、停電でもご飯を炊いたり、お湯を沸かすことができます。
温かいお湯が少量でもあれば、濡れタオルで体を拭くことができるので、衛生的にも良く、ストレス解消にもなります。
土鍋
生米は常温で長期保存ができるので、あれば飢えることはありません。しかし、炊飯器が使えないとご飯を炊くことができません。
そこで役に立つのが炊飯用土鍋。炊き方の説明書があるので、その通り炊けば、お鍋で炊くよりも簡単です。
実際に使ってみたところ、失敗無く美味しく炊けたので、用意しておくと便利です。
サランラップ
断水による水不足になると、食器などの洗い物も困難です。
お皿にラップを敷いて使うと、余分な洗い物が減るので、水を節約できます。
軍手
こちらも用意しておくと便利です。
素手で触ると危険なもの(ガレキなど)が発生する場合がありますし、調理の際も役立ちます。
鍋を使う時、おにぎりを握る時など、火傷の防止にもつながります。
医療品
常備薬やケガ薬、体温計、ガーゼ、包帯など、持ちやすい箱などに入れ、ひとつにまとめておくことをお勧めします。
使わなくても万が一の場合に備えてください。
最後に
台風は予測で非難することができますが、地震の場合はいつ何時起きるかわかりません。
日頃からの災害準備を心がけておきましょう。