最終更新日:2019-03-09
「もう一度読みたい」「捨てて後悔した」「衝撃的」「ハマっていた」
昭和時代に小学生、中学生、高校生だったあなたにとって、昔懐かしいマンガや、想い出の1冊が必ずあるはず。
その当時に流行っていた、人気のマンガをまとめてみました。
最終更新日:2019-03-09
「もう一度読みたい」「捨てて後悔した」「衝撃的」「ハマっていた」
昭和時代に小学生、中学生、高校生だったあなたにとって、昔懐かしいマンガや、想い出の1冊が必ずあるはず。
その当時に流行っていた、人気のマンガをまとめてみました。
あさきゆめみしは、源氏物語を漫画にした作品です。
主人公「光源氏」の歪んだ恋愛遍歴と、光源氏を取り巻く姫君たちの恋心が描かれています。
帝の皇子として生まれながらも、後継者争いを避けるために臣下に下った光源氏は、亡くなった母の面影を求めて多くの姫君と情事を重ねます。
幼少からの美貌と才能に恵まれた光源氏は、プレイボーイとして浮名を流しますが、結局は母の愛に飢えた可哀想な人間なのだと思います。
古典・古文が苦手でも、源氏物語がよく分かる内容です。
国際結婚がまだまだ珍しかった時代に、ハーフとして生まれただけでも異質なのに、母親は瑠璃を置いて帰国してしまうなんて、瑠璃は当時としてはかなりつらい境遇にいたと思います。
母親が必要な娘のために、父親が子連れの未亡人と再婚をしますが、ふとした心の行き違いで、家族に溝が生まれていきます。
父親に愛されていないと思い込んだ義母には辛く当たられるし、バラバラになった家族を一つにする希望をもたらす異母妹は心臓病で亡くなってしまうし、主人公は目が見えなくなるし、不幸そのもの。
フランス人の母にそっくりだというだけで、瑠璃にはなんの落ち度もないのに、神様ってひどい。
でも、最後には憎しみやわだかまりが雪のように解けて、心に幸せが舞い落ちてきます。
そんな中、日本を救う「運命の子供」として双子の兄弟が生まれます。兄タタラだけが「運命の少年」とされていたのですが、日本国王の息子である「赤の王」に殺されてしまいます。
兄の仇をとるため、日本を救うため、妹の更紗が「タタラ」と名乗り、復讐の旅に出ます。
旅の途中で「朱里」という男と出会うのですが、彼はタタラを殺そうとする赤の王その人でした。しかしお互い敵同士と知らず、いつしか惹かれ合います。
日本に平和が訪れるのか?二人の恋の行方はどうなるのか?
戦国を舞台にした物語です。
彼ら7人は、月基地で地球の観察を行なう研究者でした。その間の出来事や悲劇を思い出すにつれ、現世でも超能力を使えるようになります。
その中で生まれた、愛、友情、憎しみが交錯し、一番過去に囚われていた輪(りん)を亜梨子(ありす)がどうやって救い出すのか?
時空を超えたSFマンガです。
良家の子女として猫をかぶって生活していますが、ある事件をきっかけに互いの本性がバレて親友になります。
遊びで作った薬品で、3人は怪力の持ち主になりますが、その力を利用して名門女子高校生連続誘拐事件を解決していきます。
この漫画はコメディで、本編と特別編があります。特別編の「オペラ座の怪人」は、笑いもあるけれど泣かせてくれる、一番胸にしみる話になっています。
ナチの追手から逃れるため、主人公「ジュディ」家族が乗った飛行機が墜落。家族は離れ離れになってしまい、記憶を失ったジュディが花畑で倒れている所、もう一人の主人公「ランディ」に助けられます。
ジュディは彼の叔父夫婦の居候となるのですが、とある出来事がきっかけで、失くした記憶と両親を探すため、ランディと旅に出ます。
果たしてジュディの記憶は戻るのか、両親と再会できるのか?
戦争やナチの恐ろしさを痛感しますが、それに負けない信念と人々の愛情にも心打たれます。
地元民からしてみれば、北大=エリート大学なのに、こんなにクレイジーな人たちがいっぱいいていいんだろうか?と、思ってしまいます。だって、漆原教授からして変人なんだもの。
でも、主人公のハムテルは周りに翻弄されてばっかりなのに、意外と楽しそうに見えるのは何故?
ある意味、北大の凄さも垣間見れる、面白すぎて飽きずに読める傑作です。
鬼の長「蒼子(そうこ)」は、その姿を見た者は男も女も魅せられるという大変美しい容姿をしており、鬼を狩る一族の当主「彬(あきら)」も心を奪われてしまい、2人は愛し合うようになります。
鬼の一族の復活を望み、不老不死になって見守ってきた鬼の長の夫とその子供との愛情にも心を打たれるものもあり、蒼子は鬼として生きるのか、彬と交わって一人の人間として生きるのかという選択を迫られます。
鬼も人間も生き残るために、蒼子が下した決断は。
美しい鬼をめぐる、2人の男(彬と夫)の愛憎劇も見ものです。
物語のベースは宝塚音楽学校になっており、男役を目指していた主人公が娘役へと転向し、挫折を味わいながらも一歩一歩前へ進んで行きます。
内容は、山岸凉子先生の「アラベスク」に似ていますが、主人公に明るさや強さがある分、イメージに明るさを感じます。
キャンディのそそっかしさや、ピンチの場面ではハラハラドキドキさせられっぱなしでしたが、その性格の良さから、本当の友情と愛情を得ることができたという山あり谷ありのストーリーです。
最後に初恋の人である「丘の上の王子様」と再会できて本当に良かった。
ピンチをピンチと思わない、じゃじゃ馬娘の紅緒のキャラが際立つ面白さ。
そんな中にも女性らしい一面があり、周りも読者も魅了します。
苦労した中で幸せを勝ち取るというのは、この時代の定番ですね。
ソビエト連邦を舞台としたバレエ漫画。
プリマを目指すダンサーの気高さや魂の叫び、バレエの美しさに心が震えます。
国境を越えた友情にも涙なくして読むことはできません。
その中でも衝撃的だったのがこの作品。
人為的に作られた結合双生児や動物と合体した結合人間の悲痛な叫びや、ドクターGの歪んだ愛情に恐怖します。
過去の悲劇が繰り返されつつも、未来を変えるべく奮闘し、その間に各々が成長していく姿が見どころ。
無償の愛が、異世界をも救います。
【りぼんコラボ】ペアマグカップ
ただし、リボンの騎士と違うのは、男として育てられた王女が最終的には男になったというところ。
初恋の姫君と結ばれてめでたしめでたしでしたね。
昭和のマンガは、現代とまた違った面白さがあります。
自分たちの子供世代にも、ぜひ読んでほしいですね。