今日は思ったより天気が良さそうなので、千葉県いすみ市にある「ポッポの丘」へ行ってきました。
ポッポの丘とは
いすみ市にある、「ファームリゾート鶏卵牧場 夷隅(いすみ)農場」が運営している、無料の鉄道車両展示施設です。
主に展示してあるのは千葉にゆかりがある車両で、JR(国鉄)、都営地下鉄、小湊鐡道、銚子電鉄、千葉モノレールなど、色々な車両を展示しています。電車が好きな方、千葉に住んでいた40代以上の方なら「懐かしい~」と思える車両があるので、テンションが上がると思います。
ポッポの丘へのルート
ポッポの丘:年中無休
いすみ鉄道、上総(かずさ)中川駅方面から向かうのが解りやすいルートです。ただし、駅から遠いので車じゃないとキツイと思います。
案内看板は数か所にあるのですが、小さくて見落としがちになるので、上総中川駅付近まで来たら、車のスピードを落として進んだ方がいいと思います。
車に乗っていざ出発
とにかく初めて行く場所なので、ナビと主人の記憶と感をたよりに出発進行!!
まずは、大多喜(おおたき)町へ向かいました。いつもと違うルートを使ったため、途中で道に迷い少し遠回り。多少時間がかかったけど、最初の目的地「おおたきショッピングプラザ オリブ」へ到着。ここでは、昼食のパンとお茶をかって腹ごしらえ。
ポッポの丘へ向かう
昼食を済ませたので、オリブを後にポッポの丘へ向かいました。「城見ヶ丘(しろみがおか)駅」方面から向かったので、あまり道が解らず、同じ場所を2回めぐってしまいました。本当に案内標識が小さくてわかりにくかったです。
しかも、城見ヶ丘駅方面からだと、ポッポの丘が全く見えないので、道を知らないと絶対に通り過ぎてしまいます。なので、Uターンして、ポッポの丘を発見しました。上総中川駅から行かないと、所在がさっぱり解りません。
千葉方面から行く場合、まずは上総中川駅を目指してください。
懐かしい鉄道車両がお出迎え
ドヤ顔で、パノラマモードで撮影してみたポッポの丘のメイン車両。
駅名の牛舎8号はいいとして、ちょうし?確かにずーっと行くと銚子だけどねえ。
展示してある車両は、中に入れるものと入れないものがあって、入れるものは売店や食堂、休憩室になっています。また、鉄道写真なども飾ってあります。
かなり年季の入った運転席。ペダルを踏むと汽笛を鳴らすことができます。
昔はこんな扇風機が付いていました。手すりは丸い形でしたね。
網棚も懐かしさを感じさせます。この頃は硬券切符でした。
整理券がある電車は初めて見ました。この車両は食堂車で、牧場で採れた新鮮な卵の卵かけごはんや、簡単な軽食を食べることができます。
ブルートレイン「日本海」です。高校の修学旅行で乗った寝台車を思い出します。
東京から佐原を結ぶL特急「あやめ」、東京から君津を結ぶL特急「さざなみ」など。現在の形とはかなり違いますね。昔はみんなこんな感じでした。
お土産はやっぱり大多喜の最中でしょう
ポッポの丘を後にして、大多喜に戻り私が大好きなあの和菓子を買って食べました。大多喜と言えばやっぱり津知家の最中十万石。私大好きなんですよね。大多喜へ行ったら必ずと言っていいほど買います。
で、今回は最中以外の和菓子もチョイス。
手のひらサイズのピーナッツ饅頭。饅頭なのに、表面がさらさらしています。
それもそのはず。表面にシナモンをまぶしてあります。割ってみると中に白あんと茹で落花生が入っています。味は?と聞かれると「うん」って感じ。甘くて普通かな。多分、シナモンが無いと「うーん」ってなるかも。でも、シナモン味の饅頭って新鮮。
そして定番の「最中十万石」。直径が約5cm、厚みが2cmほどあるずっしりサイズの最中です。
最中の絵柄は、本多家の家紋「立ち葵」と松平家の家紋「三つ扇」の2種類があります。今回は三つ葵でした。
パリパリの皮の中には甘いたっぷりの粒あん。粒あんだからこのあんこの甘さが生きてきます。あんこ好きにはたまりません。基本、こしあんが好きですが、この最中に関しては粒あんがぴったりです。
割ってみると中はこんな感じ。私の左手の親指と比べると、かなり厚めに入ったあんこであることが解ります。
食べると幸せを感じます。饅頭も最中も2個ずつ買ったのですが、2種類食べるとさすがに一人1個は多いですね。主人と半分個して食べて、残った分は明日のおやつ。また明日も楽しみです。
ちなみに、国道297号(大多喜街道)の横山交差点付近にある「ドライブイン十万石本陣」にも売っていますが、津知家さんのものとは別物です。食べるならやっぱり津知屋さんですね。
津知屋へのルート
津知家:水曜定休日