千葉

【千葉の観光】多古町の隠れた名所。紫陽花が奇麗な由緒ある古寺「日本寺」

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千葉県の日本寺といえば地獄のぞきで有名な鋸山のイメージですが、今回訪れたのは、多古町の日本寺です。

あじさいは多古町の道の駅が有名ですが、日本寺という名所があるとは知りませんでした。

道の駅のアジサイは終わっていましたが、日本寺もピークは過ぎてはいたものの、まだ元気な紫陽花が残っていました。

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日本寺とは

日本寺は、中山法華経寺(千葉県市川市)の三世日祐上人が元応元年(1319)に創立した、日蓮宗の由緒ある古いお寺です。

仏教史上有名な檀林(学校)のある寺として知られ、慶長4年(1599)から明治5年(1872)までの270余年続いた学僧たちの学舎には、全国から学僧たちが集まり、この地で学びました。

この学舎は中村檀林と呼ばれ、小西檀林、飯高檀林とともに「関東三大檀林」と称され、隆盛期には千人近い学僧がいたと言われています。

夫婦銀杏と山門

日本寺入り口には樹齢約200年以上になる銀杏が、仲良く寄り添うように伸びています。

山門には正東山と書かれていました。

四恩の鐘

本堂

日本寺のあじさい

参道

山門をくぐり、本堂に向かって8000株の紫陽花が植えられています。

あじさい庭園

2013年に、境内の森の中に開園しました。50種類以上の珍しい品種のあじさいが散策路わきに咲き乱れます。

庭園内は、1人がやっと通れるほどの細い小道です。写真を撮る場合、三脚を使うのを避け、なるべく1か所に留まらず、ほかの人の迷惑にならないようにしましょう。

ガクアジサイ。

てまりてまり。こちらは初めて見ました。小さい花びらが集まったかわいい形をしています。

散策での服装

歩いていると、見えない所で蚊が飛んでいます。ほんの数分歩くだけで、気が付くと7か所も刺されていました。

なので、散策の際は、長袖・長ズボンを着用し、念のために虫刺されの薬を用意しておくことをお勧めします。

日本寺の場所

  • 住所:千葉県香取郡多古町南中1820-1
  • 駐車場:有

※駐車場はスペースが少ないので、ピーク時は混雑が予想されます。

最後に

多古町に、このような立派なお寺があるとは知りませんでした。しかも、あじさいもかなり見ごたえがあり、満足しました。

成田や芝山も近いので、飛行機を見に来るついでに足を延ばしてはいかがでしょうか?