今年も寒くなってきたし、さあムートンブーツを履こう!!とブーツを取り出してみると、カビに侵されていました。あまりにひどい状態だったので、泣く泣く処分してしまいました。
風通しが良い場所に置いてあったはずなのになぜ?千葉は他の地域より湿気が多いの?
カビずに去年のムートンを履いている人はたくさんいるのに、私のムートンはカビた。
もしかしたら私のお手入れと保管方法に落ち度があったのでは?
そこで、カビずに毎年履けるお手入れ方法を探ってみました。
カビた時の保管状況
- 玄関に置いておいたが、風通しがいいように下駄箱には入れなかった
- 雨の日は履いていない
- ブーツを保管する前に洗濯はしていない
カビた原因
- 玄関が北東にあり、換気が悪く湿気が多い
- 汚れやほこりを落とさずにそのまま放置
- こまめな乾燥をしていなかった
用意すべきお手入れグッズ
靴用ブラシ
防水スプレー
防臭スプレー
カビ防止スプレー
防乾燥剤
※その他に、型崩れ防止のためにシューキーパーがあると便利です。
シーズン中のお手入れ方法
ムートンブーツを履く場合、どのような点に気を付ければいいのでしょうか?
シーズン中のお手入れ方法を紹介します。
1.初めて履くとき
必ず防水スプレーをかけましょう。ブーツの汚れを防いでくれます。
2.履いたら必ずブラッシングする
ムートンは、ほこりが付きやすいので、毛並みに沿って柔らかいブラシで汚れを落とします。履いた日の最後は優しくブラッシングしてあげましょう。
3.雨水が浸透した場合
ムートンは、水分を含んだ状態で放置すると、カビとシミの原因になります。濡れた部分を優しく丁寧にふき取り、しっかりと乾かします。
本当は、雨の日に履かないのがベストです。
4.履いたら次の日は休ませる
ムートンブーツは、1日履いたら次の日は違う靴を履くようにしましょう。休ませている間は、日陰で風通しの良い場所に保管し、乾かしておきます。中に除湿乾燥剤を入れておくのがベストです。
5.防臭スプレーをしましょう
ムートンブーツは温かくて気持ちがいいですが、長時間履いていると熱がこもり湿気が増えます。湿気があると菌が増えて、臭いの原因になります。時々、防臭スプレーをしてあげることも忘れないで下さい。
ストッキングや生足よりも、靴下を履いてからブーツを履く方が臭いを抑えられます。
シーズンオフのお手入れ
ムートンブーツをしまう時に気を付けたい点を紹介します。
1.ブーツを乾かす
日陰で風通しがいい場所で、湿気を十分乾かします。
2.カビ用ミストとでカビ予防
ムートンを十分乾かした後、ブラッシングでほこりを落とします(カビが付いている場合は、硬く絞った濡れタオルで優しくふき取っておきましょう)。ブーツにカビ用ミストを吹きかけ、再びブーツを乾かします。
3.除湿乾燥剤を入れる
ブーツに湿気がこもらないように、除湿乾燥剤を入れましょう。使いきりのものより、天日干しで何度も使えるタイプがおススメです。
4.オフシーズンでも時々日陰干しする
ブーツをしまいこんでおくと、季節によって(特に梅雨時期)は、湿気を吸い込みムートンがカビます。時々下駄箱から出し、日陰の風通しがいい場所で乾燥させましょう。
5.シューキーパーを利用する
型崩れが気になる場合は、シューキーパーを利用しましょう。
カビた場合のお手入れ
どうしてもカビが付いてしまった場合は、以下の手順を試みて下さい。
- 硬く絞った濡れタオルで優しくふき取る
- 日陰の風通しがいい場所で乾かす
- カビ防止スプレーをして再び乾かす
最後に
いかがでしたでしょうか。
ムートンって暖かくて便利だけど、意外と手間がかかるんだと思いました。でも、せっかく買ったお気に入りのブーツが履けなくなるのは残念ですよね。
ブーツを長持ちさせるために、頑張ってお手入れして下さいね。