1月も下旬に入り、めっきり寒くなりました。
晴れの日はいいのですが、曇りや雨の日はより一層身体が寒く感じます。
先日、あまりの寒さでデニムの下にユニクロのヒートテックを履いたのですが、肌触りは冷たいし時間が経っても暖かくなりませんでした。
そこで、殆ど役に立たなかったユニクロのレギンスを捨て、平松工業さんのスパッツを購入しました。
ヒートテックが暖かい理由
ヒートテックは繊維が汗を吸収し、動く摩擦で熱を発することにより身体を温めます。
ちなみにヒートテックの素材の内訳は
- ポリエステル:38%
- アクリル:30%
- レーヨン:20%
- ポリウレタン:12%
となっています。
ユニクロのヒートテックが寒く感じる理由
ユニクロのヒートテックは暖かいことで有名ですが、一定の条件を満たしてしまうと寒く感じてしまうんです。
その条件というのは
- 汗をあまりかかない人
- 汗を大量にかく人
なんです。
ちなみに私は前者にあたります。
汗をあまりかかない場合
汗(水分)が足りないと繊維が発熱しないので、インナーは冷たいままになります。
したがって、ヒートテックをもってしても身体が温まらないという訳です。
汗を大量にかく場合
素材となっているレーヨンに着目して欲しいのですが、レーヨンはウールに次いで水分吸収率が高く、肌触りが良いというメリットがあります。
その反面、速乾性が無く乾きにくいため、大量に汗をかくと繊維がずっと湿ったままになります。そして大量の汗で吸水率が飽和すると、今度は蒸れて気化熱で体温を奪ってしまうので、逆に寒くなるということなんです。
ヒートテックが寒いと感じる人にお勧めのインナー
それはズバリ平松工業さんのインナーです。
私が最初に購入したのが8分袖のインナーでしたが、その良さは期待を遥かに上回っていました。
再生ポリエステル「RENU」の着心地
こちらは追加購入したスパッツ。商品は簡易包装で届きます。
※写真ではグレーに見えますが、実際は黒です。
素材は
- ポリエステル:88%
- ポリウレタン:12%
です。
外側はツルツルした感じですが、内側は起毛しています。
裏起毛だと厚手でゴワゴワのイメージですが、思ったよりも薄く、ピーチ起毛ということで肌触りが滑らか。とても着心地が良く、着ていても違和感がありません。
また、ストレッチ性も抜群で、生地が身体に吸い付くようにフィットします。
ユニクロのヒートテックとは違い、袖を通した瞬間にぽかぽかとした優しいに包まれます。おしりがすっぽりと隠れる分、更に暖かいと感じました。
実は楽天ブラックフライデーで、試しに2枚買ったのですが、自分の分をあと2枚、相方の分を2枚、追加購入すればよかったと後悔しました。
ちなみに、このインナーの一番良かったところは、着た瞬間に暖かくなり、軽くて着ている感じがあまりしないところです。
インナーはまだ追加注文していませんが、寒さ対策でスパッツを新たに購入しました。
これも買って正解だったので、「ユニクロのヒートテックでは暖かかくならなかった」という人にはぜひ着てほしいです。
再生ポリエステル「RENU」について
「RENU」とは、衣料の大量廃棄が地球環境に大きな負荷を与えているとして、その現状を打開しようと、伊藤忠商事が立ち上げたRENU®Projectのことです。
再生ポリエステル「RENU」は、古着や生産時に発生する端切れを原料として作られた再生ポリエステルです。
廃棄される衣料品や工場での生産時に出た残反、裁断くず(生地)を原料都市、有効活用することで、石油など化石資源の使用削減に貢献しており、石油由来のポリエステルと比較してもクオリティが劣らない素材です。
最後に
暖かくて着やすいし、値段がリーズナブル。
自分が間接的にでもSDGsに貢献できる商品だったので、このインナーを買ってよかったです。
これ1枚着るだけで体感温度がアップすること間違いなしです。